【セルの操作】Rangeについて

今回の目標

  • セルから値を読み取る
  • セルに値を入れる

説明

Rangeの説明をします。基礎となるので、確実に覚えましょう。

まず始めに

ここではセルA1がどのセルか、読者である皆さんが分かる前提でお話しします。
下の画像の通り、左端の一番上のセルです。 セルA1の画像

セルに数値「5」を入れる

セルA1に数値「5」を入れます。VBEを開いてモジュールを追加し、下のマクロをコピペしてください。

Sub Sample_Range1()
    Range("A1") = 5
End Sub

コピペすると、下画像のようになりますので、実行をしてください。キャレットをマクロ(プログラム)が書かれている3行のどこかの行に移動させてからF5(実行ボタン)を押すことによって実行できます。
セルA1の画像
実行するとセルA1に『5』が入ります。
セルA1の画像

セルに文字列「ABC」を入れる

セルA2に文字列「ABC」を入れます。まずは、下の黄枠のサンプルプログラムをコピペして実行してください。

Sub Sample_Range1()
    Range("A2") = ”ABC”
End Sub

実行すると、セルB2に文字列「ABC」が入ります。サンプルプログラムをコピペでなく、入力されている方は、「ABC」を『""』でくくることを忘れないでください。

セルに他のセルの値を入れる

セルA3にセルA2を入れます。VBEを開いて、下の黄枠のサンプルプログラムをコピペして実行してください。

Sub Sample_Range3()
    Range("A3") = Range("A2")
End Sub

ほかのセルの値を入れる場合は、難しく考えずに、元となるセルを右辺に書けば良いのです。

確認テスト

次の問いに答えなさい。

  1. セルB1に数値「100」を代入しなさい。

    【解答例】

    Sub TestRange1()
        Range("B1") = 100
    End Sub
    
  2. セルB2に文字列「田中」を代入しなさい。

    【解答例】

    Sub TestRange2()
        Range("B2") = "田中"
    End Sub
    
  3. セルB3にセルB1の値を代入しなさい。

    【解答例】

    Sub TestRange3()
        Range("B3") = Range("B1")
    End Sub
    
  4. セルC1に数値「80」を代入した後、セルC2に文字列「佐藤」を代入せよ。

    【解答例】

    Sub TestRange4()
        Range("C1") = 80
        Range("C2") = "佐藤"
    End Sub
    

関連リンク

ページの先頭へ