モジュールのインポートとエクスポート
今回の目標
説明
用語説明
皆さんどこかで聞いたことがあるかもしれませんが、『エクスポート』と『インポート』の説明をします。
エクスポートとは
エクスポートとは、データ群をファイルとして書き出すことです。
今回の例では、『標準モジュール』をエクセルのファイルとは別にプログラムが記載された状態で作成する(書き出す)ことです。これは複数人で作成するときや、作成したモジュール(マクロ)を他のエクセルに取り込むときに使います。
インポートとは
インポートとは、ファイルをデータ群として取り込むことです。
通常、エクスポートしたファイルをインポート(取り込み)します。
ExcelVBAではエクスポートを行ったエクセルファイルとは別のエクセルファイルにインポートします。
事前準備
下記サンプルを標準モジュールを追加して、そのモジュールに記載してください。
標準モジュールの追加方法を忘れてしまった方は、下記リンクを確認ください。
リンク:「標準モジュール」を追加する
実行すると『Hello World』とメッセージボックスで表示されます。
'実行すると『Hello World』とメッセージボックスに表示
Sub Sample_ImportExport()
MsgBox "Hello World"
End Sub
エクスポート方法
モジュール(フォーム)を他のエクセルファイルでも使用できるようにします。
具体的には、モジュールのみを新規ファイルとして保存します。
- 追加したモジュールを右クリックする。
- 「ファイルのエクスポート(E)...」をクリックする。
- 下記画像のようにウィンドウが起動する
- ファイルが保存される。
インポート方法
エクスポートしたファイルを使用できるようにインポート(取り込み)をします。
下記例では、新規エクセルファイルにインポートしています。
例と同じようにしたい場合は、新規エクセルファイルを作成して試してください。
- プロジェクトウィンドウを右クリックする。
- 「ファイルのインポート(I)...」をクリックする。
- 下記画像のようにウィンドウが起動する。
- エクスポートしたファイルを選択して「開く」をクリックする。
- プロジェクトウィンドウ内の「標準モジュール」を展開する。
- インポートしたファイルをダブルクリックするとエクスポートしたプログラムが展開される
関連リンク
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